人気シリーズでピアノを聴き比べ!「First Class Lounge ~Premium Jazz Piano Collection~ Vol.2」配信開始

moraのハイレゾチャートで常に高い人気を誇るシリーズといえば、「First Class Lounge」。

元々は”上質のカフェにいるようなリラックスし落ち着いた空間を演出するためのBGM”というコンセプトのもと制作された「ゆったり聴きたいカフェBGM」から派生したもので、よりリスニング、つまり音楽自体を積極的に楽しむ事を目的として、ジャジーなナンバーを高品質な録音で提供しています。

流すだけでその場のオシャレ度&くつろぎ度がUPする優良なBGMとしての側面も併せ持ちながら、デュオやトリオでの作品もリリースされている本シリーズ。今回のリリースは優雅なソロ・ピアノによるスタンダード・カヴァーです。

First Class Lounge ~Premium Jazz Piano Collection~ Vol.2

AAC[320kbps] FLAC[96.0kHz/24bit]

曲目からも、まさにこれまで通り絶対に”間違いない”内容であることは伺えます。もちろんストレートに聴いて、音の世界に浸るのもおススメですが、今回はまた違った角度での楽しみ方を提案できればと思います。

ズバリ、First Class Loungeシリーズピアノ・ソロ作品聴き比べ

同シリーズから、こだわりの生ピアノ録音モノを、使用ピアノと共にピックアップしました。楽曲というものは奏者や曲目、録音など差異となる要素はいくらでもありますが、YAMAHAやSteinwayといったピアノの違いを意識すると、一風変わった楽しみが得られるかも?

※楽曲リンクはハイレゾページへリンクしています。AACでも配信されているタイトルもございますので、ご購入の際はお確かめください。

 

 ピアノ:YAMAHA S400B

ヤマハ黄金期のフラッグシップモデル。

​ 製造終了後も、いまなお専門家、技術者に高い人気を誇る、知る人ぞ知る「幻の銘器」

 音色の特徴:低域の力強い迫力に支えられ、中高域は豊潤で煌びやかな甘い音色

 First Class Lounge ~じっくり聴きたい夜カフェピアノ~ 演奏:Kazuhiroo Chujo

 First Class Lounge ~じっくり味わうクラシックピアノ~  演奏: Tamana Yaguchi

 First Class Lounge ~ゆったり聴きたい大人の贅沢ラウンジピアノ~演奏: Kazuhiro Chujo

 First Class Lounge ~Premium Jazz Piano Collection~ 演奏: Shusuke Inari

 First Class Lounge ~しっとり美しい大人のクラシックジャズピアノ~ 演奏: Mika Ohta

 

 ピアノ:BECHSTEIN 12N

 アップライトからその歴史が始まったドイツの名門ピアノメーカーの中でも発売から30年以上たった今でもピアノファンから人気の高い12Nの1975年製造のピアノ

 音色の特徴:本場NYの全盛期のジャズクラブにタイムスリップしたような、臨場感あふれるモダンな音色

First Class Lounge ~しっとりエレガントな夜ジャズピアノ~ 演奏:Saki

 

 ピアノ:Steinway B211

 音色の特徴:低音域から高音域までのバランスが絶妙で、弾く者も聴く者も魅了する無限の表現力

※今作よりS2Sスタジオに導入!

First Class Lounge ~Premium Jazz Piano Collection~ Vol.2 演奏: Shusuke Inari

【本作のレコーディングについて】

【ピアノ】 Steinway B211

数多くのピアニストを魅了し、「完璧なピアノ」と呼ばれる、レコーディングに最も適したモデル。

【使用機材】 マイク: NEUMANN 87Ai x2, AKG C414XLS x2, DPA4006Ax1​

                          ヘッドアンプ:Solid State Logic XLogic X-Rack Mic Amp Module、Neve 1073 SPX​(以上ピアノ録音)

【録音スタジオ】 S2Sスタジオ​(ピアノ)

【録音日】 2019年8月

【エンジニアコメント】

マイキングに関してはハンマー近くにNEUMANN U87 Ai をステレオペアで、AKG C414XLSを2本無指向性でピアノの両サイドに垂直に立て、天板と弦のちょうど中間にDPA4006Aを1本という仕様です。Steinway B211を実際録音してみた印象は、セミコンでありながらワイドレンジで各帯域のバランスが秀逸、特に低音の伸びはこの大きさのピアノではいままで聴いたことがありません。

【アーティスト・プロフィール】

Shusuke Inari (Piano)

東京都出身。4歳からクラシックピアノを習い始める。19歳、European Jazzの世界に引き込まれ、ジャズを始めとする即興音楽の道へ進む。​

特にイタリアの巨匠であるEnrico Pieranunziから多大な影響を受け、23歳で単身イタリアへ渡る。「祈り」をテーマに、​叙情的かつ歌心溢れるサウンドを作り上げる。近年、Brazilian Musicに可能性を見出だし、更なる研究を重ねる。​現在、関東を中心にJazz,Pops,Latinなどの演奏活動を行う。 ​

【Shusuke Inari コメント】

今回使用したのは、上質なSteinway B211。

非常に幅広い表現や音作りが可能で、演奏している内にも沢山のアイディアが「ピアノから引き出されている」感覚がありました。

ジャズスタンダードナンバーと言っても、『My Favorite Things』『I Got Rhythm』は元々ミュージカルに使われた楽曲ですし、『Autumn Leaves』はシャンソンの楽曲。『Round’ Midnight』や『Confirmation』など、Jazz界の巨匠が作った楽曲まで、元となるジャンルは様々です。

その中でも『Autumn Leaves』『Like Someone In Love』のアプローチが気に入っています。


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